ハリソンフォードの映画で、アーミッシュ(調べてね)の村が現場になったのがあった。「刑事ジョンブック目撃者」
納屋の中で主人公が女性とダンスを踊るシーンでラジオから流れていた音楽と、アーミッシュの人々が力をあわせて家を建てる時の梁(はり)を持ち上げるシーンが記憶に残っている。
偶然大好きな曲だったけど、曲名を知らなかった、「What a wonderfull world」パンフレットで知ることができて嬉しかった。
梁を持ち上げるシーンは実体験している。
実家は本物の今風に言うと「ハンドメイド」だった。
どのくらいかと言うと、材料の木から山に切りに行った。子供だったので家作りは楽しい思い出。少しづつ家ができていくし、自分たちも手伝えるのは嬉しかった。(多分2年ぐらいかかった、作りかけの家に家庭訪問の先生がびっくりしながら来たのを覚えている)
感動したのは映画のシーンと同じ、青空に家型の梁を皆で持ち上げる瞬間。
天気の良い日を選び、一日で家の形まで仕上げないといけない工程。
お盆に実家に帰ると、そんなに大きな家ではない。でもその時の青空はうっすらと記憶に残っている。
色んな身体の使い方を忘れている。それは世の中が豊かになる証と本に書いてあった。個人が色んな事ができるのは、限界がある。精神的な豊かは別として、物質的な豊かには決して繋がらないと。
歯科にもいえるのかな?????
自分の子供に教えられる、身体の使い方は、「キャッチボール」ぐらい。しかしスパイラル回転のボールは子供のほうが上。大人になると素直にスパイラルは投げられない。
家でも目の前で建ててやったら、物凄く喜ぶはずだけど、変わり者扱いかな?
子供の頃。
「かんなの刃」を上手に研げないと、父親にかなり怒られた。何を理不尽な!!と子供心に刻まれているが、身体の使い方を教えたかったのだろう。覚えておけばよかったと思うが、少し変わり者の父親だったとも思う。それでも・・・・
身体が価値観を決める時代が来るはず。