可能性はゼロじゃ無い2
大学辞めて、8月から予備校の寮に入った(予備校には2回授業に出ただけ)
毎日が、楽しくて面白くて成績は急降下。
受験直前に一回だけ模試を受けた。判定はE(正確にはZだと思う)
1期校の受験は、下はジャージに上は「ちゃんちゃんこ」を着て受けに行った。
合格発表の時に、同じとこを受けた@くんが寮に電話。
「土持くんも受かってました」
寮のおばちゃんが「土持さんおめでとう。奇跡ってあるんだね」
??????
寮に帰ってきた@くんが
「嘘に決まってるやん、おばちゃんも素直だね」と笑っていた。
2期校は、新設の鹿児島大学歯学部。
最初の倍率は20倍。直前に10倍になった。全国から強者が押し寄せてる。
受験日の朝電停に立ってると同じ予備校(高校も)だった$君がいた。
「土持、どうせ落ちるんだから麻雀しよう」
$くんは1期校で新設の佐賀医科大学に受かっていた。
「麻雀て、この状況でメンツが居ないだろう。そもそも雀荘が空いてないじゃん」
断る理由が、バカ。
予備校の寮は、受験前にみんな荷物を地元に引き上げていた。
荷物を置いていたのは自分だけ(どうせ帰ってくる)
さて
1期校の発表から、2期校の受験まで1週間時間があった。
自宅で、猛勉強(?)した。
試験が始まると、
「最初から神様が降りてきてた」
試験を受けながら、あれ?あれ?なんか違う。
全部解けるかも。
神様は最後まで、そばに寄り添ってくれた。
合格発表は、電車乗ってバス乗って見に行った。
丘の上の医学部の校舎の2階のベランダに掲示板があった(当時歯学部はまだ校舎がなかった)
「番号があった」
2階のベランダに上がって間近で確認。
歩いて丘を降りて、路面電車で駅まで向かった。
さて、
なにが言いたいかというと。
プラスの方の「可能性はゼロじゃ無い」
こちらも、使い方次第なんだけどね。
