自転車
昔は、、、
補助輪付きの自転車から始まる。
ある日、親に補助輪を外されて、、
自転車乗りの練習が空き地で始まる。
「上手だね!」「すごいね!」「もう少しだよ」
何度転んでも、かける言葉は「励ましだけ」
嘘を交えても、
「後ろ持ってる?」「手を離してない?」
たとえ手を離しても
「離してないよ、ちゃんと持ってるよ」
乗れるようになるまで、親子の練習は続く。
ある日、自転車に乗れるようになる。転ばなくなる。
転んでいた日々が、戻ることはない。
間違っても、
「自分のためだよ」「前を向きなさいって言ったでしょう」「自転車いらないの」
とは声をかけない。
ましてや、
「一人でちゃんとやりなさい」とは絶対に言わない。
「新しい子供さんの矯正」も同じ。