理系
日経新聞の「私の履歴書」
10月の担当が、吉野彰さん。
まあ大変の連続で、半分が過ぎた。
乗り越える三つの壁が「悪魔の川」「死の谷」「ダーウィンの海」
技術経営の分野において、研究開発から事業化までのプロセスで乗り越えなければならないとされる三つの障壁を表す例え。魔の川とは、ある研究開発プロジェクトが、まず基礎研究から製品化を目指す開発段階へ進めるかどうかの関門のこと。製品化の見込みが立たず、研究に要したコストが水の泡になる様子を川にたとえている。死の谷とは、開発段階から事業化段階へ進めるかどうかの関門。生産ラインや流通経路などを確保するべく、開発段階を上回る資源・資金を投入することになるため、落ちれば死ぬほどの深い谷にたとえられる。ダーウィンの海とは、先の二つの関門を乗り越えて市場に出された製品やサービスが、競合他社との競争や顧客の反応にもまれて自然淘汰を生き残れるかどうかの関門で、プロジェクトの最終的な成否がここで決まるとされる。
そして。
リチウム電池の試作品第一号が、これ。
もう、なんか。さて?どうなるんだろう!!!としか思えない格好良さ。
理系は、奥が深いなと。