バッタ
本当の話です。
5時39分の始発に乗る。途中から乗ってきた女子高生の会話。
「フトンの中で、ハチにさされて目が覚めた」
「えー信じられない」
お母さんが干してくれた布団にハチが取り込まれた模様。
変な事もあるもんだと、思いながらパソコン仕事。
途中から、腕がムズムズ。触るとシャツの袖の中に、何かいる。
そーとあけてみると、、、
バッタ
ヒエーと思って、外に出す。しばらく座席でおとなしくしていたバッタ。
おもむろに、羽を開いて車内を飛び回る。
「ヒャー、バッタが飛んでる」
「どこからきたんやろ」
「ハチと一緒に、あんたが連れてきたんやない?」
おっさんが、犯人とは言えない。黙々とパソコン。