トワエモアと祈祷
田舎屋の小さな玄関の引き戸を開けると、沢山の靴が所狭しと並んでいました。靴には、へこみそうな雰囲気が漂っていました。路駐で停まっている車にも同じ雰囲気がありました。廊下まで正座して順番待ちをしている人があふれています。見えないけれど障子越しに、雰囲気は伝わってきます。末席に正座しながら母に小さな声で聞きました。
私 「何をお願いするの?」
母 「バカ!!留年しないようにでしょう」
私 「留年決まったよ、もう」
母 「え!うそ?」
順番が来て、お祈りが始まりました。母も私も何をお願いしたのか?帰りの車の中で物凄くがっかり不機嫌な母をかすかに覚えています。
「お金がもったいない」
行くまでさんざっぱら、すごい霊験だの、ご利益だの、生まれ変わりだのと行き渋る私に語っていたのに・・・・・
占い、ご祈祷、超能力、全否定はしません。人間に素晴らしい能力はあるはずですし、本当にあって欲しいなと思います。先人の知恵の集大成と言われれば、星空を見上げます。生まれつきの能力でと聞けば「大変だったろうな」と思うし、ある日突然と聞けば「トワエモア」
日常普通の生活をしていても、シンクロニシティーは起こります。助けてもらうことがあります。ただし努力中にしか起きないけどね。冒頭の本の著者の、講演会に申し込みました。久しぶりの東京!!楽しみです。
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