家族と映画
本当に久しぶりに映画館に行きました。去年の夏に「ナルト(アニメ)」を見に行って以来です。天文館の「東宝」に、6時半の上映に家族と行きました。長男は、「スパイキッズ3」を主張したのですが・・・半分ぐらいの席の埋まり方で、横通路のすぐ後ろの真ん中に座りました。足が伸ばせるから。角のポケットビンを飲みながら、あっという間の2時間でした。
映画は大変面白く、小3の長男も喜んでいました。
映画館は好きです。レンタルビデオは殆ど借りません。といって映画を見るのは年に1,2回です。それも家族と一緒のときだけで「アニメ」が殆ど、「大人の映画?」は久しぶりで館を出るときは、少し酔いも手伝って、上機嫌になっていました。
大昔の三谷作品で「12人の・・」陪審員制度の映画が好きでした。筋は書くといけませんが、「人間ってこんなもんだよね」 最近、人の話を鵜呑みにしないように努めてます。特に伝聞は、信用しないわけではありませんが、フィルターを2重にしています。逆に何でも受け入れられるようになりました。素直な頃は、何でも信じたり、何でも疑ったりしてました。判断する力に欠けていました。この3年で「判断」に沢山誤りを見つけました。
最近の映画館は本当に綺麗で、カッコよくなっています。もう昔の映画館には戻れんだろうなという気がします。自分の子供達の「映画館」のイメージは、これなんでしょう。
大学生の頃、通った映画館は300円 3本立てでした。邦画ばかりと、洋画とに分かれていました。終わりに合わせて始めるので、最初の映画が途中から始まります。右前には「禁煙」の文字が緑に浮かび上がっていました。当然、映写の光の筋の中に、タバコの煙が揺らいでいます。いすも必ずおかしくなっているものがありました。スクリーンの横には、化粧回しのような、カーテン?があり、証明が落ちるとホントに真っ暗で、映画が終わって外に出ると、必ず目がおかしくなりました。3本立てを2クール見て、腰をいかせてました。あちこちでたまに「カランカラン」と冠の転げる音がしてました。
元に戻れないものが、増えてきました。
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