子供との約束
小さい頃、熱中したものは何でしょう?「かった(メンコのことです)」「ビー球」「ソフトボール」「陣取り」要は毎日の遊びに熱中していました。頭を使うより身体を使うものに熱中していました。
都城はシラス台地です。あちこちに、シラスが露出している、小さながけ?(子供心にはそう思っていました)がありました。非常に危険なので、学校からは禁止されていましたが、5年生のときにはまりました。なにに?崖登りにです。
単に、垂直に近い崖を登るだけです。シラスなので、靴で蹴ると取っ掛かりができます。シラスなので当然もろく、さらさら崩れる悲しい取っ掛かりに、崖の途中でヤモリの様にへばりついていますが、そのうち落下します。下は柔らかなシラスの山な事、そのスロープの先は小川でした。硬いものは無いのですが、河まで転げ落ちると・・・・・・「ものすごく楽しい」
そのうち頂上のほうから縦穴を掘り、崖の斜面に出るように横穴を掘りました。そこを目指して、また1年生から6年生まで(当時は兄ちゃんが弟を連れてくるのは当たり前でした)登り始めます。あきると、「別の崖」を探すのです。その内エスカレートして「これはいかんだろ」的な崖が見つかります。ゴレンジャーが出てきそうな雰囲気の崖です。
その週の朝礼で先生から「シラスで事故にあった、怖い話」が披露されます。タイミングばっちりです。子供同士の噂話が広がり、「これはいかんだろ」の崖は登られることはありませんでした。
上の写真は、私の子供が今熱中しているカードゲームです。知識と、経験が要ります。大人も少し慣れるのにたいへんかも。明日は福岡ドームでイベントがあるそうで、朝5時起きで連れて行きます。「こいつが崖にへばりついていたら?」止めはしません。「ものすごく楽しいから」でも心配。身体を使うことは「脳みそ」が楽しいと思うわけで、楽しければ楽しいほど、子供の脳みそはフル回転で働いているのですが。「デモね、シラスは危険だよ!!」先生の気持ちが今は理解できます。
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