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2006年2月 5日 (日)

少ないこだわり

Kawachi_1884_2765141 実はお酒に弱いのです。昔は体質的に、ちょっと前は精神的に、今は体力的に弱いのです。

最初九大に入った頃は、開放感からか?すごい飲み方をしていました。きっかけは、寮に住んでおり、最初の新入生歓迎コンパで、100人からの馬鹿酔っ払い体験(つぶれたものはリヤカーに乗せて、近所の女子寮に押しかける)をしました。

初めて酔っ払うものが多いはずの新入生100人近く、次の日、擦り傷程度の怪我はしている人もいましたが、大きな問題も無くむかえました。寮の新歓コンパとして街にも定着してると知ったのは、ずいぶん後でした。暴徒を見たのも、なったのも初めてでした。

年齢的には、1,2歳しか変らない先輩達が、きれいに仕切っていたのでしょう。

家系的にお酒のダメな一家です。それでも、「暴徒」になった自信は大きく、陸上部に入ったことも手伝って、無茶飲みをしていました。金が無いので酒屋さんの道路端で「サッポロジャイアント」を飲んでいました。ビール瓶は「ジャイアント」しか在り得ない生活でした。

大人になって落ち着いた飲み方に変り、弱いけど「酒の味」が好きな自分に気づきました。こだわりの薄い私が、初めて「こだわり」を見つけたのが「お酒」でした。一人で飲むのが多くなり、東西を問わず、美味しい酒を探し始めました。当時は、手に入るお酒が少なく、手段も限られており、何より値段が今の倍はしました。

運良く最適なお店にめぐり合い、酒との付き合いは益々深く本格的になっていきました。

写真は、20年ぐらい前「洋酒辞典」を眺めていたときに、「かっこいい名前だな」と思っていたスコッチです。手に入りやすく、値段も手ごろで、持込でキープさせてもらってました。

名前は 「サムシングスペシャル」  カタカナ表記でもカッコイイ。

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